大学受験や趣味、仕事など英語が役立つシーンはたくさんありますが、欠かせないのが英語の語彙力です。英単語検定(単検)は語彙力を測定することに特化した、英語系資格。この記事では英単語検定(単検)について、1級から5級のレベル、試験概要、一般受験と団体受験の受験費用などを解説します。
英単語検定(単検)とは、どんな資格?
英単語検定(単検)とは英語に関する語学系資格の中でも、語彙力に特化して英語スキルを測定する民間資格です。英単語検定は英単語力測定できる資格として、全国の公立・私立の小中高校等で利用されており、団体受験する学校もあります。
英単語力強化の一環として、企業が受験を推奨していることもある試験です。
英単語検定は1級から5級までが設けられており、1級が最も難易度が高く、豊富な英語の語彙力が求められるレベルとなっています。
- 5級
- 中学生低学年レベル(約400語)
- 4級
- 中学生高学年レベル(約800語)
- 3級
- 中学校卒業レベル(約1200語)
- 準2級
- 高校低学年レベル(約2200語)
- 2級
- 高校卒業レベル(約2600語)
- 準1級
- 大卒・社会人レベル(約7300語)
- 1級
- ネイティブレベル(約12000語)
英単語検定(単検)は2009年にスタートし、受験者数は2022年7月時点で43,421人です。174の団体校、17の企業・団体が受験しています。
学ぶ知識・技術
英単語検定を取得するためには、試験に合格する必要があります。
- 出題形式
- マークシート方式、四者択一 全100問
- 合格基準
- 正解率が概ね80%以上
- 合格率
-
- 1級:21%
- 準1級:32%
- 2級:39%
- 準2級:41%
- 3級:54%
- 4級:81%
- 5級:92%
- 子供:69%
英単語検定(単検)で目指せる職業、就職先は?
英単語検定を取得すると英語の語彙力を証明することにつながりますが、就職や転職においては日本ではTOEICまたは英検が重視されます。英単語検定のほか、TOEICや英検の受験もするのがおすすめです。
英単語検定(単検)を取得するとどんな悩みが解決できる?
英単語検定の資格を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。
- 英単語検定(単検)が解決できること
-
- 英語の語彙力が上がる
- 豊富な語彙力で英語表現の幅が広がる
英単語検定(単検)の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)
英単語検定の受験資格に制限はありません。
取得にかかる費用
英単語検定の受験料は、個人で申込をする一般受験と団体受験で、下記のように定められています。
- 一般受験
-
- 1級:5,500円
- 準1級:5,000円
- 2級:5,000円
- 準2級:4,500円
- 3級:4,500円
- 4級:4,000円
- 5級:4,000円
- 団体受験
-
- 1級:団体受験なし
- 準1級:団体受験なし
- 2級:3,000円
- 準2級:2,500円
- 3級:2,500円
- 4級:2,000円
- 5級:2,000円
英単語検定(単検)はどんな人におすすめの資格?
英単語検定は、語彙力を試したい人、英語の語彙力をブラッシュアップしたい人におすすめの資格です。英語は文法やリスニング、スピーキングも大切ですが、語彙力がないと正確に意味を捉えることが難しくなってしまいます。
英語の基礎力ともいえる語彙力を高めるためにも、英単語検定にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
- 英単語検定(単検)の資格取得がおすすめな人
-
- 英語力を上げたい学生
- 英語の語彙力を高めたい人
- 英語に関心がある人
どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)
英単語検定(単検)を運営しているのは、一般財団法人 日本英会話協会です。試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。
まとめ:英単語検定で語彙力・基礎力を高めていこう!
英単語検定は学生の受験者も多く、英語の基礎的な力である語彙力を磨くのにぴったりの資格です。試験に合格していくうちに、英語を学ぶ楽しさも見つかるでしょう。
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