コンクリート等切断穿孔技能審査試験の資格を取るとどんなメリットがある?

工事現場で仕事をするコンクリート等切断穿孔技能審査試験合格者キャリアアップ
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コンクリートの工事を安全かつ効率的に進めるためには、さまざまな知識や技術が必要です。

この記事では、切断機(コンクリートカッター)や穿孔機(ダイヤモンドコアドリル)を使う工事で重宝される能力を問う「コンクリート等切断穿孔技能試験」について説明します。試験の出題範囲や受験資格、受験費用について知りたい人はチェックしましょう。

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コンクリート等切断穿孔技能審査試験とは、どんな資格?

コンクリート等切断穿孔技能審査試験は、コンクリート等切断穿孔業務に必要な知識や技能を
証明する資格です。

切断機(コンクリートカッター)や穿孔機(ダイヤモンドコアドリル)を使うコンクリート等の切断穿孔を伴う工事に関して、下記のような仕事を行います。

  • コンクリート等の切断や穿孔を伴う工事の品質維持
  • コンクリート等の切断や穿孔を伴う工事の安全維持
  • 工程管理のための作業管理
  • 現場技能者への指示や指導

学ぶ知識・技術

コンクリート等切断穿孔技能審査試験は、学科試験と実技試験があります。切断穿孔で扱う器具の知識や技術が問われます。

また、試験は切断と穿孔に分かれています。

切断

学科試験
真偽法または多肢択一法(併用も有)で、出題数は40問(試験時間1時間)
実技試験(要素試験・作業試験)
  1. 要素試験(写真等を使用して正しいかどうかを判断する試験。試験時間20分)
  2. 作業試験(切断機を使用してコンクリート製の床を実際に切断する試験(試験時間20分)。

穿孔

学科試験
真偽法または多肢択一法(併用も有))で、40問出題(試験時間1時間)
実技試験(要素試験・作業試験)
  1. 要素試験(写真等を使用して正しいかどうかを判断する試験。試験時間20分)
  2. 作業試験(穿孔機を使用してコンクリート製の壁面を実際に穿孔する試験。試験時間25分)

試験科目範囲は、切断と穿孔でそれぞれ下記の通りです。

切断

学科
  1. 法規
  2. コンクリートカッター切断工事に関する詳細な知識
  3. ダイヤモンドブレードに関する詳細な知識
  4. 切断機(コンクリートカッター)に関する詳細な知識
  5. コンクリートカッター切断工事の安全衛生に関する詳細な知識
実技(コンクリートカッター切断工事)
  1. 段取り・準備
  2. 作図(墨付け)
  3. 作業前点検
  4. 始動
  5. 切断
  6. 片付け・清掃
  7. 簡単な故障処理

穿孔

学科
  1. 法規
  2. 穿孔工事に関する詳細な知識
  3. ダイヤモンドビットに関する詳細な知識
  4. 穿孔機(ダイヤモンドコアドリル)に関する詳細な知識
  5. 穿孔工事の安全衛生に関する詳細な知識
実技(穿孔工事)
  1. 段取り・準備
  2. 作図(墨付け)
  3. 作業前点検
  4. 穿孔機の設置及び組込み
  5. 穿孔
  6. コアーの抜取り
  7. 片付け・清掃
  8. 簡単な故障処理

合格基準は、学科試験が70%以上です。実技試験の合格基準は、要素試験の得点及び作業試験の得点がそれぞれ配点の20%以上で、かつ要素試験の得点と作業試験の得点合計が満点の70%以上とされています。

試験の合格率は85%~90%程です。しっかりと準備して試験に臨めば合格できるでしょう。

コンクリート等切断穿孔技能審査試験で目指せる職業、就職先は?

コンクリート等切断穿孔技能審査試験に合格すると、コンクリート工事業者などコンクリートの工事や解体の作業を行う会社への就職が見込めます。

コンクリート等切断穿孔技能審査試験になるとどんな悩みが解決できる?

コンクリート等切断穿孔技能審査試験になると、次の悩みや問題の解決に貢献できます。

コンクリート等切断穿孔技能審査試験が解決できること
  • コンクリートやアスファルトの切断・穿孔作業を安全・高品質に行う
  • リフォーム工事など、建物の一部を改装する工事の効率化
  • インフラ工事にかかる時間を短縮できる

コンクリート等切断穿孔技能審査試験の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)

コンクリート等切断穿孔技能審査試験を受験するためには、コンクリート等切断穿孔業務の実務経験3年以上が必要です。その他、年齢や学歴は問われません。

取得にかかる費用

コンクリート等切断穿孔技能審査試験の受験費用は、税込で47,300円(学科:8,800円、実技試験:38,500円)です。

学科試験または実技試験の一方だけに合格した場合、または次回以降に再度受験する場合は、合格した学科試験または実技試験の免除が認められます。

コンクリート等切断穿孔技能審査試験はどんな人におすすめの資格?

コンクリート等切断穿孔技能審査試験は、実務経験が3年以上あればチャレンジできる資格であり、合格することで切断・穿孔に関する知識や技術を有することを証明できます。そのため、職場でのスキルアップや転職の際に役立つ資格といえます。

資格を保有し、かつ切断・穿孔の工事の経験が豊かな人は、現場の監督を任される責任者としてのキャリアアップにつながるでしょう。責任者になると収入アップも期待できます。

コンクリート等切断穿孔技能審査試験の資格取得がおすすめな人
  • コンクリート等切断穿孔に関するスキルアップを目指す人
  • 工事現場の責任者としてキャリアアップ・収入アップを目指す人
  • 工事現場の安全な施工の実現に貢献したい人
  • 資格を活かしてコンクリート工事業者で転職をしたい人

どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)

コンクリート等切断穿孔技能審査試験は、ダイヤモンド工事業協同組合が管理しています。また本試験は厚生労働省が認定しており、公的資格として分類されます。

▼ ダイヤモンド工事業協同組合

まとめ:キャリアアップ・収入アップを目指すコンクリート工事業者におすすめの資格

現代の多くの建物物はコンクリートで建てられています。そのため、コンクリート等切断穿孔技能は改修や解体などの工事で重宝される技術です。コンクリート工事業者でスキルアップやキャリアアップを目指す人は是非チャレンジしてみてくださいね。

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