世の中ではさまざまなイベントが開催されていますが、イベントをスムーズに運営したり安全確保をしたりするためには、適切な知識が必要なことを知っていますか?この記事ではイベント運営に関する基礎知識が問われる「イベント検定」について、試験概要や公式テキスト、オンラインセミナーについて紹介します。
イベント検定とは、どんな資格?
イベント検定とは、イベントに関する企画・計画段階から実施・運営段階まで幅広い知識とノウハウを問われる民間資格です。イベント検定は、1997年に日本イベント産業振興協会と通産省(現経産省)が始めました。
イベント検定の取得がおすすめなのは、企業や行政、団体に限らず、一般市民も含まれます。イベント検定の受検を通して、企業の経営活動の一環としてのイベントから地域や学校のイベントまで、さまざまな企画・運営に役立つ知識を磨くことができるでしょう。検定に合格すると、名刺などにイベント検定のロゴ、資格取得検定名を記載することができます。
学ぶ知識・技術
イベント検定を取得するためには、試験に合格する必要があります。試験方法は、CBT方式による択一問題ですので、全国のテストセンターでパソコンを使用して受験します。
- 問題数
- 50問(選択式)
- 試験時間
- 60分
- 試験内容
- 『イベント検定公式テキスト ~基礎から学ぶ、基礎からわかるイベント』から出題される問題が多いです。
- 合格基準
- 70点以上
イベント検定のテキストと「試験対策オンラインセミナー」
イベント検定の問題の大部分を構成するのが、検定用に作成された公式テキスト『基礎から学ぶ、基礎からわかるイベント』です。
- テキスト価格
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- 一般:3,300円(税込)
- 会員:2,970円(税込)
また、「イベント検定試験対策オンラインセミナー」が開催されます。希望者は受講すると試験対策につながるでしょう。テキストでの学習は自習となりますが、セミナーでは合格のためのノウハウなどを学べます。
- セミナー受講料
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- 一般:7,700円(税込)
- 会員:6,930円(税込)
イベント検定で目指せる職業、就職先は?
イベント業界で働くために資格は必須ではありません。イベント検定は、イベント運営などに関する基礎的な知識の取得を目指す民間資格です。そのため、就職や転職に直接的に役立つとはいえません。
イベント検定を取得するとどんな悩みが解決できる?
イベント検定は、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。
- イベント検定が解決できること
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- イベント運営に関するコンプライアンスの知識を習得できる
- イベントの企画や集客などの基礎知識を習得し、実務に活かすことができる
- オンライン・オフラインを問わず、イベント運営の基礎について学ぶことができる
イベント検定の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)
イベント検定の受験資格に制限はありません。
取得にかかる費用
イベント検定の受験料は、一般と会員で下記のように定められています。
- 一般:11,000円(税込)
- 会員:7,700円(税込)
イベント検定試験の日程
イベント検定は、年二回試験期間一か月で実施されます。試験実施期間内であれば、受験日や受検時間はご自身の都合に合わせて選択可能です。受験地は全国約300か所のテストセンターです。
イベント検定はどんな人におすすめの資格?
イベントは開催地域を盛り上げたり、参加者を集めて大きなエネルギーを生み出せるものですよね。一方で、イベント開催には守るべき法令やルール、安全管理などの知識が必要です。
イベント検定の合格率は約80%です。公私に関わらずイベントの企画や運営に関心がある人は、イベント検定受検を通して知識をブラッシュアップしてみましょう。
- イベント検定の資格取得がおすすめな人
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- イベントの立ち上げや適切な運営に関心がある人
- イベント業界で働く人で基礎力を身に付けたい人
- 学校でイベントを主催・運営する学生
- 将来的にイベントプランナーとして働きたい人
どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)
イベント検定は、日本イベント産業振興協会が主催しています。試験の詳細や申込については下記URLから確認してください。
まとめ:適切なイベント運営知識を習得し、スキルアップを目指そう
イベント検定を通して得られた基礎知識は、仕事やプライベートのイベント運営に役立てることができるでしょう。よりレベルの高い知識が必要な場合は、イベントプランナーを目指すのがおすすめですよ。
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