本メディアではアフィリエイト広告を利用していますが、コンテンツ制作はプロコミ編集部が独自で行っています。メーカー等はコンテンツの内容や商品のランキング・評価等の決定に一切関与していません。

3Dプリンター活用技術検定の資格を取るとどんなメリットがある?

3Dプリンタ活用技術やりがい・夢を与える
スポンサーリンク

3Dプリンターを使うと、3DCADデータを元に3次元の立体的な造形物を出力できます。3Dプリンターによって自動車製造や家づくりも進められています。

この記事では、幅広い可能性を持つ3Dプリンターを使いこなす知識を身に付けた人が取得できる「3Dプリンター活用技術検定」について紹介します。試験の出題範囲や取得のメリットを見ていきましょう。

スポンサーリンク

3Dプリンター活用技術検定とは、どんな資格?

3Dプリンター活用技術検定試験(Certification of 3D Printing Skills(3DP))は、3Dプリンターの利用における知識を評価・認定する国内唯一の検定試験制度です。3Dプリンターは、エンジニアが仕事で使用したり、学生が研究活動のために使用することがあります。検定試験に合格すると、「3Dプリンター活用技術基礎」の資格が付与されます。

3Dプリンターは多くの分野で活用が進んでいます。さまざまな分野で3Dプリンターの技術が求められています。3Dプリンターを使いこなすためには、造形方法、材料、後工程、CADデータの取り扱いなどの基礎知識が必要です。

学ぶ知識・技術

3Dプリンター活用技術検定の資格を取得するためには、試験に合格する必要があります。試験は筆記試験で、試験時間は60分です。

試験の出題内容は下記の通りです。

3Dプリンターの基礎知識
  • 3Dプリンターの造形材料
  • 3Dプリンターの造形用データ
  • 3Dプリンターの用途
    3Dプリンターの造形方法
    • 材料押出(熱溶解積層)
    • 液槽光重合(光造形)
    • 材料噴射
    • 結合剤噴射
    • 粉末床溶融結合
    • シート積層
    • 指向性エネルギー堆積
    3Dプリンターの活用
    • 3Dプリンター活用の前準備
    • 用途別活用事例

    試験の総合得点率が70%以上で合格です。

    3Dプリンター活用技術検定で目指せる職業、就職先は?

    3Dプリンター活用技術検定は、就職や転職に直接役立つ仕事とは言えません。しかし3Dプリンターは最先端の技術として、下記の業界で歓迎されるスキルです。

    • 製造
    • 建築・建設
    • 医療
    • 食品

    3Dプリンター活用技術検定を取得するとどんな悩みが解決できる?

    3Dプリンター活用技術検定を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。

    3Dプリンター活用技術検定が解決できること
    • 製品の試作品づくりがしやすい
    • 製造コストを抑えられる
    • 貴重な物を3Dスキャンしてレプリカを作れる
    • 複雑な造形が可能なため、さまざまなアイデアを形にできる

    3Dプリンター活用技術検定の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)

    3Dプリンター活用技術検定の受験資格に、年齢や学歴、実務経験などの制限はありません。

    取得にかかる費用

    3Dプリンター活用技術検定の受験費用は、8,800円(税込)です。合格後は、有料で合格証明書、合格証書、認定カードの発行ができます。

    合格証明書
    会社・学校への提出用:1,700円(送料・税込)
    合格証書
    自宅保存用:2,200円(送料・税込)
    認定カード
    常時携行用:2,700円(送料・税込)

    3Dプリンター活用技術検定試験の日程

    3Dプリンター活用技術検定試験は、前期と後期で年2回開催されます。

    3Dプリンター活用技術検定はどんな人におすすめの資格?

    3Dプリンターは、従来の製造方法と比較すると低コストで効率的に物を造形することができます。効率性も高く、製造業などで重宝される技術です。

    3DCADエンジニアや製造設計エンジニア、企業の3Dプリンター導入担当者は、3Dプリンター活用技術検定を通して基本的な知識を身に付けられます。また、3Dプリンターの利用機会が多い業界への就職を希望する学生も、資格を取得することで就職活動での自己アピールにつながります。

    学生の場合、専攻している分野によっては3Dプリンター技術が研究活動をスムーズに進めさせるてくれるでしょう。

    3Dプリンターは仕事や学業のほか、日用品や趣味に関わる物の造形にも適しています。データを準備できればスマートフォンケースやフィギュアなどを作成可能です。

    3Dプリンター活用技術検定の資格取得がおすすめな人
    • 3DCADエンジニアや製造設計エンジニア
    • 企業の3Dプリンター導入担当者
    • 3Dプリンターを使用することが多い業界への就職を目指す学生
    • 研究活動で3Dプリンターを使用する学生
    • 2次元CAD利用技術者試験の有資格者
    • 3次元CAD利用技術者試験の有資格者
    • Space Designer検定試験の有資格者
    • 日用品作成や趣味のために3Dプリンターを使用したい人

    どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)

    3Dプリンター活用技術検定は、一般社団法人コンピュータ教育振興協会が管理しています。試験の詳細については下記HPを確認してください。

    ▼ 一般社団法人コンピュータ教育振興協会

    まとめ:これからも需要が高まる3Dプリンターを使いこなせば効率性がアップする

    3Dプリンター活用技術検定を取得すると、3Dプリンター使用に必要な基礎的知識を習得できます。製造業や食品業など幅広い業界で3Dプリンター技術は必要とされていますので、それらの業界への就職を希望する人は資格取得を検討してみてください。

    コメント