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イベント業務管理者試験の資格を取るとどんなメリットがある?

イベント業務管理者試験 キャリアアップ

イベントの企画や運営に関する資格「イベント業務管理者試験」をご存知ですか?イベントディレクターを目指す人やキャリアアップに向けて資格取得を考えている人は、イベント業務管理者試験の概要をぜひチェックしてくださいね。

イベント業務管理者試験とは、どんな資格?

イベント業務管理者試験とは、イベントを企画・制作・運営などをするための知識を問われる検定試験です。企業や団体では、顧客獲得や販売促進、顧客サービス、地域の活性化などのためにさまざまなイベントを開催しています。

ところがイベントのスムーズな開催のためには、リスク管理や効率化、法令・コンプライアンスの遵守など抑えるべきポイントが多数あります。イベント業務管理者は、イベントに関する専門家として企画や運営において活躍することが期待されます。

イベント業務管理者試験のHPによると、下記のような能力の習得が求められます。

プロジェクトマネジメント
何のためのプロジェクトか目的設定を明確にし、効果的・効率的な作業手順を策定することで、全体として確実に目標を達成していくこと
リスクマネジメント
自然災害や人的事故などの思わぬリスクを想定し、発生した場合には被害を最小限に抑え、速やかな復旧を図ること
コンプライアンス
イベントマネジメントにおいては、「法令順守」という意味だけではなく「社会的規範・通念や理念」も含めた幅広い概念
ユニバーサルイベント
年齢や障害の有無に関わらず、誰もが参加・体験できる普遍性を実現すること

イベント業務管理士には、1級と2級があります。

イベント業務管理士1級
イベントディレクターを想定し、イベント業務に関する企画・制作・運営の高度な専門スキルを有することを認定する資格
イベント業務管理士2級
イベントのアシスタントディレクターを想定し、イベントの企画から制作まで、実務知識や共通スキルを有することを認定する資格

イベント業務管理士とイベント検定の違い

イベント業務管理士試験では、受験資格に実務経験が必要です。イベント検定は実務経験がない人でも受験でき、イベントの企画・運営に関する入門知識から身に付けられます。イベント検定を受験し、ステップアップとしてその後にイベント業務管理士試験にチャレンジするのもおすすめです。

学ぶ知識・技術

イベント業務管理士の資格を取得するためには、試験に合格する必要があります。試験方法はCBT方式による択一問題です。

問題数
100問(選択式)
試験時間
120分
試験内容
主に『イベント業務管理士1級・2級共通公式テキスト』から出題
合格基準
100点満点のうち点数70点以上

イベント業務管理者試験で目指せる職業、就職先は?

イベント業務管理士の資格を取得すると、イベント業界や各企業・団体の企画・広報の職種で働く時の自己アピールにつながるでしょう。

イベント業務管理者試験を取得するとどんな悩みが解決できる?

イベント業務管理士の資格を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。

イベント業務管理者試験が解決できること
  • イベント開催における事故等のリスクを減らすことができる
  • 効率的にイベント準備を進められる
  • 法令やコンプライアンスを遵守し、充実したイベントを開催できる

イベント業務管理者試験の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)

イベント業務管理者試験の2級の受験資格は、実務経験3年以上の経験者であることです。この実務経験には、アルバイトでの経験も含まれます。

イベント業務管理者試験の1級の受験資格は、イベントの実務5年以上の経験があり、かつイベント業務管理士2級の合格登録者であることです。

取得にかかる費用

イベント業務管理士2級の受験費用は、下記の通りに定められています。

  • 一般:16,500円(税込)
  • 日本イベント産業振興協会会員:14,850円(税込)

1級については、2023年4月時点では募集がされていません。

イベント業務管理者試験の日程

イベント業務管理者試験は年に一回実施されます。

イベント業務管理者試験はどんな人におすすめの資格?

イベント業務管理者試験の受験には、イベントに関する実務経験が必要です。そのため、イベント業界やイベントに携わる人のスキルアップやキャリアアップにおすすめの資格といえます。

イベントはたくさんの人を引き付け、企業や団体にとっては売上促進や知名度向上が期待できる活動です。一方で、事故の発生や法令違反などに対するリスク管理も必要です。イベント業務管理者試験は、イベントにおけるマネジメントスキルや効率化アップの知識を身に付け、イベントの内容をより充実したものにすることが期待されます。

イベント業務管理者試験の資格取得がおすすめな人
  • イベント業界で働く人
  • 企業や団体でイベントの企画・運営に携わる人
  • イベント業界でキャリアアップを目指す人
  • 責任感が強く、法令などの遵守意識が強い人

どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)

イベント業務管理者試験を主催しているのは、一般社団法人 日本イベント産業振興協会です。試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。

▼ 一般社団法人 日本イベント産業振興協会

まとめ:イベント実務経験がある人のキャリアアップにおすすめ!

イベント業務管理者試験の受験には実務経験が必要。イベント業界でのキャリアアップを目指す人は、受験を通してさらなる知識習得ができるでしょう。

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