航空券のチケットの価格は一定ではなく、シーズンや混雑状況によって変動しますよね。運賃についての知識が十分にあると、適切にチケットを手配することが可能になります。
この記事では、航空業界や旅行業界で働く人におすすめの「国際航空運賃検定(OFC)」について、出題内容や検定料などを紹介します。
国際航空運賃検定(OFC)とは、どんな資格?
国際航空運賃検定とは、国際航空運賃の基礎となる用語を理解しているか、実務で活用するための応用力を習得しているかを評価する検定試験です。国際航空運賃に関する必須知識の理解度を測定することができます。仕事のために実用的な国際航空運賃知識を習得したい人が受験している資格です。
学ぶ知識・技術
国際航空運賃検定を取得するには、試験に合格する必要があります。試験は、OFCタリフシリーズ掲載の運賃規則をベースに構成され、最新のIATA規則改訂が反映されています。
- 1.IATAコードの理解(7問各2点)
- IATAエリアとサブエリア、国・都市・空港・通貨コードなど、IATAが定めた、航空運賃業務の基礎となる用語の理解
- 2.基礎用語の理解(5問各2点)
- 運賃計算に欠かせない、基本的な用語の定義や意味の理解
- 3.基礎実務(12問各2点)
- 旅行形態や途中降機など、実務に欠かすことの出来ない知識の理解
- 4.運賃規則実践(10問各4点)
- タリフを読み解きながら、運賃規則を正しく理解しているか、適用できるか
- 5.応用問題(3問各4点)
- 旅程とタリフの組み合わせから、規則の適用や運賃額などを適切に見抜けるか
- 合格基準
- 70点以上
応用問題の出題形式は、国家資格である総合旅行業務取扱管理者試験に近いのが特徴です。
国際航空運賃検定(OFC)で目指せる職業、就職先は?
国際航空運賃検定の資格は、主に航空業界や旅行業界、国際観光業界で活かせます。
国際航空運賃検定(OFC)を取得するとどんな悩みが解決できる?
国際航空運賃検定(OFC)を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。
- 国際航空運賃検定(OFC)が解決できること
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- 国際航空運賃に関して、航空券の価格を適切に理解できる
- 国際旅行の航空券を適切に手配できる
国際航空運賃検定(OFC)の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)
国際航空運賃検定(OFC)の受験資格に制限はありません。
取得にかかる費用
国際航空運賃検定(OFC)の検定料は下記の通りです。
- 税抜6,000円 (検定のみ)
- 税抜9,000円 (テキストつき)
国際航空運賃検定(OFC)試験の日程
国際航空運賃検定(OFC)の試験は、全国200会場から場所を選べます。日時も受験者が都合の良いスケジュールで設定することが可能で、合否も試験終了後すぐにわかります。
国際航空運賃検定(OFC)はどんな人におすすめの資格?
国際航空運賃検定は、航空業界や旅行業界では必要性の高い資格です。航空業界や旅行・観光業界で働きたい人が習得したい知識が身に付けられます。
海外旅行や海外出張に関する仕事を担当している人も、国際航空運賃検定取得を通して業務に役立つ知識が習得できるでしょう。
総合旅行業務取扱管理者試験を目指している人は、国際航空運賃科目の理解を深めるために受験するのもおすすめです。
- 国際航空運賃検定(OFC)の資格取得がおすすめな人
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- 航空業界や旅行・観光業界への就職を目指す人
- 海外出張の手配を担当している人
- 総合旅行業務取扱管理者試験合格を目指す人
どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)
国際航空運賃検定(OFC)を実施しているのは、株式会社OFCです。試験の詳細や申込については下記HPから確認してください。
まとめ:航空業界や旅行業界への就職を目指す人ならチャレンジしたい資格!
国際航空運賃検定(OFC)は、航空業界や旅行業界、観光業界で働きたい人が身に付けておきたい知識が問われる試験です。仕事のスキルアップのためにもチャレンジを検討してみてはいかがでしょう。
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