植物の力には健康効果や美容効果などがあることを知っていますか? この記事では植物についての知識を磨くことができる「和ハーブ検定」を紹介。一般社団法人 和ハーブ協会が定義する「和ハーブ」の種類、「和ハーブライフアドバイザー」「和ハーブインストラクター」「和ハーブフィールドマスター」「和ハーブフードディレクター」へのステップアップを解説します。
和ハーブ検定とは、どんな資格?
和ハーブ検定とは、日本のハーブ(有用植物)に関する知識を系統的・段階的に学び、専門知識を習得したことを証明する民間資格です。和ハーブ検定は2010年にスタートし、運営をしている一般社団法人 和ハーブ協会によると、和ハーブとは「江戸時代以前より日本各地で広く用いられ、人びとの生活と生命を支えてきた有用植物、およびそれらの活用文化」と定義されます。
和ハーブ協会が定義する和ハーブの一部を紹介します。
- 和ハーブの種類
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- ウメ(梅)
- クロモジ(黒文字)
- ヨモギ(蓬)
- カキドオシ(垣通)
- ミツバ(三つ葉)
- ヤブニッケイ(藪肉桂)
- ユキノシタ(雪ノ下)
- ユズ(柚) など
食に限らず、入浴や香り、衣服の染色などさまざまな分野で和ハーブを定義しており、植物が好きな人や日本の伝統的な暮らしに関心がある人におすすめの資格といえます。
和ハーブ検定で習得できるのは基礎知識であり、習得後はさらなるスキルアップを目指して、専門知識や技術の習得に特化した資格制度を受けられます。スキルアップにおすすめの資格制度は、「和ハーブライフアドバイザー」「和ハーブインストラクター」「和ハーブフィールドマスター」「和ハーブフードディレクター」です。
- 和ハーブライフアドバイザー講座
- 和ハーブ検定合格者の次のステップアップにおすすめの講座
- 和ハーブインストラクター養成講座
- 和ハーブを仕事にしたい人にぴったりの資格
- 和ハーブフィールドマスター養成講座
- フィールドワーク型の講座で実地経験を重ね、有用植物の見分けや特性、使い方など、人と自然との総合的な関わり方を学ぶプロフェッショナル養成講座
- 和ハーブフードディレクター養成講座
- 食の観点に重点を置いた講座で、各地の伝統料理を知り『食で健康に生きる』ための知恵や技術を学ぶ。新しい感性や視点で「和ハーブ料理」の魅力を人へ・未来へ伝えられる人材養成を目的としてカリキュラムが構成されている
学ぶ知識・技術
和ハーブ検定試験は、選択・記述式の試験時間60分で実施されます。出題範囲は公式テキストの収録内容です。公式テキストの各コラムも出題範囲対象です。
- 和ハーブ検定公式テキスト『和ハーブ にほんのたからもの』
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- 第1章:和ハーブとは何か
- 第2章:和ハーブと食文化
- 第3章:和ハーブと健康・医療
- 第4章:和ハーブの実践と活用
- 第5章:和ハーブ検定にチャレンジ
和ハーブ検定で目指せる職業、就職先は?
和ハーブ検定を取得してステップアップをしていくと、就職・転職での自己アピールにつながるでしょう。和ハーブインストラクターになると、市民講座やカルチャースクールの講師として活躍することも可能です。
和ハーブ検定を取得するとどんな悩みが解決できる?
和ハーブ検定を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。
- 和ハーブ検定が解決できること
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- 和ハーブを用いて、衣食住の充実の幅が広がる
- 和ハーブを用いて、暮らしの質や満足度を上げることができる
- 日本古来の自然資源に関する知識を深められる
和ハーブ検定の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)
和ハーブ検定の受験資格に制限はありません。
取得にかかる費用
和ハーブ検定の受験料は、6,000円(税込)です。
和ハーブ検定試験の日程
和ハーブ検定の試験は、オンラインで年3回(3月・7月・11月)実施されます。
和ハーブ検定はどんな人におすすめの資格?
和ハーブ検定で定義される和ハーブは、料理やインテリア、家事などに活用できる植物がたくさんあります。ハーブなど植物が好きな人、日本の伝統的な暮らしに関心がある人、暮らしを充実させたい人など、幅広い人におすすめの資格です。
- 和ハーブ検定の資格取得がおすすめな人
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- 日本古来の植物に関心がある人
- 日本の伝統的な暮らしに関心がある人
- 持続可能な社会づくりに関心がある人
- 衣食住の充実に関心がある人
どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)
和ハーブ検定を運営しているのは、一般社団法人 和ハーブ協会です。検定の申し込みや詳細については、下記URLから確認してください。
まとめ: 日本古来の植物や薬草を活用して暮らしを充実♪
和ハーブ検定に興味は湧いてきましたか? 植物は見ているだけでも癒やされますが、その効能や魅力は使ってみてわかることも。より暮らしを充実させたい人は、ぜひ検定にチャレンジしてみてくださいね。
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