「Webデザインに興味がある」「ブログを自分でカスタマイズしたい」という人は、「ホームページ作成検定」を受験してみてはいかがでしょう。この記事ではホームページ作成検定について、1級・2級・3級・4級の特徴、試験の出題内容、受験費用などを解説します。学生の受験できる資格ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ホームページ作成検定とは、どんな資格?
ホームページ作成検定とは、ホームページを作成するために必要な知識や技術を問われる検定試験です。ホームページを作成する能力というのは、投稿する文章だけでなく、画像の挿入や表の作成、スタイルシートの作成なども含みます。
ホームページ作成検定には1級~4級の4段階があります。最も難易度が高いのは1級です。
- 4級
- 基礎的なHTMLを使用して、ホームページを作成する。
- 3級
- 用意されたスタイルシートを利用して、ホームページを作成する。
- 2級
- スタイルシートを作成して、デザインを意識したホームページを作成する。
- 1級
- 多様な設定をしたスタイルシートを作成して、総合的なデザインを意識したホームページを作成する。
学ぶ知識・技術
ホームページ作成検定を取得するためには、試験に合格する必要があります。試験は時間内に処理条件のとおり処理が完成し、指定フォルダー内に保存されたものを100点満点とし、減点基準により採点されます。合格基準は80点以上です。
4級(試験時間:20分)
- タイトル:ページタイトル
- 文字:文字・記号の入力
- 水平線:区切り線(水平線)の挿入
- 画像:画像の挿入
- 表:表の作成、表の枠設定
- 見出し:見出しの設定
- リンク:ページ間
- ファイルの保存:ファイルの保存
3級(試験時間:30分)
試験内容には4級基準が含まれます。
- 画像:代替テキスト
- 表:セルの結合
- リスト:リストの設定
- リンク:メールアドレス
- スタイルシートのリンク:HTMLファイルにスタイルシートをリンク
2級(試験時間:30分)
試験には3級基準が含まれます。
- リンク:ラベル・URL、ターゲット指定
- スタイルシートの作成:スタイルシートの作成
1級(試験時間:30分
試験には2級基準が含まれます。
- 画像:イメージマップの編集
- リンク:各種ファイル
- フォーム:フォームの挿入、入力部分の挿入
- 外部ファイルの利用:JavaScript、テキストファイル
- ID・クラス:ID・クラスの設定
ホームページ作成検定で目指せる職業、就職先は?
ホームページ作成検定を取得すると、Web業界への就職や転職で自己アピールにつながるでしょう。
ホームページ作成検定を取得するとどんな悩みが解決できる?
ホームページ作成検定を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。
- ホームページ作成検定が解決できること
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- 自分でホームページを作成し、情報を発信することができる
- ホームページを適切に作成する能力が身に付く
ホームページ作成検定の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)
ホームページ作成検定の受験資格に制限はありません。
取得にかかる費用
ホームページ作成検定の受験料は、各級で次のように定められています。
- 4級:1,800円
- 3級:2,300円
- 2級:2,800円
- 1級:3,300円
ホームページ作成検定はどんな人におすすめの資格?
ホームページ作成検定では、ホームページを作り運営するための基礎力を磨くことができます。さらにスキルアップを目指す人は、ホームページ作成検定の取得後、Webデザイナー検定やWebクリエイター能力認定試験にチャレンジし、ダブルライセンスを取得するのもおすすめですよ。
団体受検も可能で、小学校の団体受検も行えます。受験資格に制限がありませんので、幅広い年代の人がホームページ作成について学ぶのにぴったりの試験でしょう。
- ホームページ作成検定の資格取得がおすすめな人
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- ITやWebデザインに関心がある学生
- HP作成やWeb業界への就職を目指す人
- ブログを作成したい人
どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)
ホームページ作成検定は、日本情報処理検定協会が主催する資格です。試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。
まとめ:ITやWebの入門資格としてチャレンジするのがおすすめ!
ホームページ作成検定では、ホームページを作成するための知識を習得しながら、ITやWebについての基礎も学べます。試験の難易度も易しめですので、学生やこれからブログを始めたい人におすすめの資格といえるでしょう。
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