自転車技士・自転車安全整備士の資格を取るとどんなメリットがある?

自転車の整備をする自転車技士・自転車安全整備士公的資格
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自転車は幅広い年代から利用されています。自転車は日常使いを想定したものから本格的なスポーツバイクなど種類はさまざまです。

この記事では、自転車の整備や供給をサポートする自転車技士・自転車安全整備士の資格について、試験内容や受験資格を紹介します。

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自転車技士・自転車安全整備士とは、どんな資格?

自転車技士と自転車安全整備士の資格は、それぞれ次のような特徴があります。

自転車技士とは

自転車技士は、一般財団法人 日本車両検査協会が、自転車の組立、検査及び整備技術審査合
格者に付与する称号です。下記の3種類の自転車の組立、検査及び整備を行うために必要な資格です。

  1. 一般社団法人 自転車協会による「BAAマーク」表示自転車
  2. 一般財団法人 製品安全協会による「SG マーク」表示自転車
  3. 産業標準化法(旧工業標準化法)による「JISマーク」表示自転車

組立や検査を通して、自転車の品質、性能の向上等を図り、安全な自転車の供給をサポートします。

自転車安全整備士とは

自転車安全整備士は、自転車の点検整備、安全な普通自転車であることの点検確認及び自転車の正しい乗り方等の安全指導について、専門的な知識と技能を有するエンジニアであることを証明する資格です。

自転車安全整備技能検定に合格すると、自転車安全整備士番号の記載がある「自転車安全整備士之証」が交付されます。

自転車安全整備店
「TSマーク(傷害保険・賠償責任保険付)」を取り扱うことができる自転車店。自転車安全整備士が勤務しています。自転車安全整備店として認定されるためには、登録申請や審査が必要です。登録後は、自転車安全整備店の「店章」が貸与されます。また3年毎の登録の更新が義務付けられています。

学ぶ知識・技術

自転車技士になるためには自転車技士試験、自転車安全整備士になるためには自転車技士試験試験に合格する必要があります。

自転車技士試験問題の出題範囲と審査基準

自転車技士試験には、実技試験と学科試験があります。両方の試験に合格した受験者は総合合格とされ、自転車技士の資格を取得できます。

実技試験
  1. 【分解(制限時間25分)】持参した自転車を七分組の状態から分解する
  2. 【組立(制限時間80分)】分解の後に完成車へと組立てる
合格基準
減点方式による。ただし、審査基準のうち一つでも不合格に該当する場合は、実技試験不合格
学科試験
  • 自転車の構造、機能及び性能に関する知識
  • 自転車の組立及び検査に関する知識
  • 自転車の整備に関する知識
  • 産業標準化法(旧工業標準化法)及び自転車・同部品の日本産業規格(旧日本工業規格)に関する知識
  • 自転車の安全基準に関する知識

自転車安全整備士試験問題の出題範囲と審査基準

自転車安全整備士の試験は、実技試験、学科試験、面接試験があります。「自転車技士と自転車安全整備士の両方の資格の受験者」と「自転車安全整備士の資格のみの受験者」に当てはまる受験者は、面接試験を受験してください。

実技試験
  1. 【分解(制限時間25分)】持参した自転車を七分組の状態から分解する
  2. 【組立(制限時間80分)】分解の後に完成車へと組立てる
合格基準
減点方式による。ただし、審査基準のうち一つでも不合格に該当する場合は、実技試験不合格
学科試験
  • 自転車の構造及び機能に関する知識 自転車の種類、各部品の名称及び機能等を理解していること
  • 自転車の点検及び整備に関する知識
  • 自転車の安全利用の指導に関する知識
合格基準
自転車技士学科試験・自転車安全整備士学科試験とも100点満点の70点以上
面接試験(5分程度)
自転車の安全利用に関する正しい知識、自転車利用者に応じた指導などについての質問に対して、受験者が回答。
審査基準
  • 「質問事項の理解度」「安全利用についての指導・助言力」及び「言葉使い・態度・その他」を審査する
  • それぞれの項目について、A(優秀)、B(良好)、C(不適格)の3段階で評価。AとBが合格

自転車技士・自転車安全整備士で目指せる職業、就職先は?

自転車技士・自転車安全整備士の資格を取得すると、下記の職種での仕事で知識やスキルを活かすことができます。

  • 自転車販売店
  • 自転車を取り扱う小売業

自転車安全整備士は、「TSマーク(傷害保険・賠償責任保険付)」を取り扱うことができる自転車安全整備店への就職が期待できるでしょう。

自転車技士・自転車安全整備士になるとどんな悩みが解決できる?

自転車技士・自転車安全整備士になると、自転車の品質、性能の向上等をサポートし、安全な自転車を供給することができます。

自転車技士・自転車安全整備士が解決できること
  • 自転車の品質を維持し、子どもから大人まで幅広い年代の人の交通安全を守る
  • 一般の人が整備するのは難しい自転車に関して、高いスキルをもって良い状態を維持できる

自転車技士・自転車安全整備士の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)

自転車技士・自転車安全整備士の試験を受験するためには、受験資格を満たす必要があります。

自転車技士の受験資格要件

  1. 18歳以上
  2. 自転車の組立、検査及び整備に関して2年以上の実務経験を有すること、又は(一財)日本車両検査協会が認定した専修学校(専門学校)の専門課程の学科において2年以上の教育を修了していること(認定専修学校(専門学校)は、東京サイクルデザイン専門学校、国際サイクル専門学校)

自転車安全整備士の受験資格要件

  1. 18歳以上
  2. 自転車の点検及び整備並びに自転車の安全利用に関する指導に関し2年以上の実務経験

なお、自転車技士と自転車安全整備士の併願受験も可能です。

自転車技士・自転車安全整備士試験で必要なもの

自転車技士・自転車安全整備士の実技試験では、自転車と工具を持参する必要があります。

実技試験に使用する自転車
市販のスポーティ(スポーツ)車(マウンテンバイク類形車を含む)。またはマウンテンバイク(MTB)の新車
実技試験に使用する工具類
厳正な実技試験実施のため、試験で使用可能な工具は受験案内に定められたものに限る

取得にかかる費用

自転車技士・自転車安全整備士の試験の受検費用は下記のように定められています。

自転車技士

  • 実技試験:13,860円(税込)
  • 学科試験:8,140円(税込)

自転車安全整備士

  • 実技試験:13,860円(税込)
  • 学科試験:5,830円(税込)
  • 面接試験:2,310円(税込)

自転車技士・自転車安全整備士試験の日程

令和3年の試験は、A、B、Cの3つの日程に分けられ試験が実施されました。

A日程
8月上旬
B日程
8月中旬
C日程
8月下旬

自転車技士・自転車安全整備士はどんな人におすすめの資格?

自転車技士・自転車安全整備士は自転車に関する業種に就職を希望する人におすすめの資格です。自転車技士、自転車安全整備士のダブル取得を目指す人も少なくありません。

学生の通学や社会人の通勤、買い物などの移動手段として、自転車を利用する人はとても多いです。また、趣味としてスポーツバイクを楽しむ人もいます。健康のために自転車で運動の習慣化を目指すなど、自転車は幅広い人に利用されています。

また、エコの観点から移動手段を自動車から自転車へと変える人も増えています。

今後も自転車のニーズは見込めますので、自転車利用の品質維持と安全を支える自転車技士・自転車安全整備士の存在もなくてはならないものでしょう。

自転車技士・自転車安全整備士の資格取得がおすすめな人
  • 自転車関連の業界で働きたい人
  • 自転車が好きで、整備に関心がある人
  • 交通安全に関心があり、人々の安全を支えたい人

どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)

自転車技士・自転車安全整備士の資格は、それぞれ管理団体と後援がわかれています。試験の詳細や申込は各HPから確認してください。

自転車技士は経済産業省の後援を受け、一般財団法人 日本車両検査協会認定が管理しています。

▼ 一般財団法人 日本車両検査協会認定

自転車安全整備士は警察庁の後援を受け、公益財団法人 日本交通管理技術協会が管理しています。

▼ 公益財団法人 日本交通管理技術協会

まとめ:たしかな知識と技術で自転車の愛用者の安全を守ろう

自転車は利用者が多く、日常生活の交通手段のほか趣味や健康の一環として愛用してる人が多くいます。もし自転車の整備が正しくされていないと故障や事故につかながります。興味がある人は自転車技士・自転車安全整備士の資格を取り、自転車の安全をサポートしてはいかがでしょう。

▼ 自転車は健康やダイエットにどう役立つの?

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