動物が好きな人におすすめの資格が「動物介護ホーム施設責任者」です。この記事では、動物介護ホーム施設責任者がどんな資格か、「動物介護士&動物介護ホーム講座」のカリキュラム概要などを開設します。ペットが安心して老後を過ごせるように、飼い主をサポートをするお仕事に関心がある人もぜひチェックしてくださいね。
動物介護ホーム施設責任者とは、どんな資格?
動物介護ホーム施設責任者とは、動物介護施設を開設・運営するために必要な設備や管理方法などの専門的な知識を習得した人材です。
ペットも高齢化に伴い、食事や排泄、散歩などで健康上の問題を抱えることがあります。飼い主だけでは適切なサポートをすることが難しいケースも少なくありません。そんなとき、動物介護ホームは飼い主とペットにとって強い味方になります。
動物介護ホーム施設責任者は、動物専門の介護者としての知識・技能を習得しているとともに、動物介護ホーム施設を開設するための知識も習得しています。
学ぶ知識・技術
動物介護ホーム施設責任者を取得するためには、「動物介護士&動物介護ホーム講座」を修了し、試験に合格する必要があります。
「動物介護士&動物介護ホーム講座」では、動物介護施設に必要な設備・施設管理に関する基礎知識、動物介護施設運営に関する基礎知識を学びます。カリキュラムは4カ月で、下記の内容を学んでいきます。
- 講座カリキュラム
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- 1か月目:シニア期の基礎知識
- 2か月目:シニア期の介護マニュアル
- 3か月目:シニアペットの病気
- 4か月目:開業ノウハウ
動物介護ホーム施設責任者で目指せる職業、就職先は?
動物介護ホーム施設責任者を取得すると、動物病院や動物介護ホーム、ペット専門の訪問・介護ケア会社への就職・転職で自己アピールにつながります。動物介護ホーム施設責任者の資格を取得することで、動物介護ホーム施設の開業も目指せます。
なお、動物介護施設を開業するには「第一種取扱業者」の登録が必須です。「動物介護ホーム施設責任者」の資格取得は、動物取扱責任者の条件を満たすことはできません。
動物介護ホーム施設責任者を取得するとどんな悩みが解決できる?
動物介護ホーム施設責任者を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。
- 動物介護ホーム施設責任者が解決できること
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- ペットの安心な老後をサポートできる
- ペットの高齢化による症状に合わせた対応ができる
- ペットの高齢化による飼い主の負担をサポートできる
動物介護ホーム施設責任者の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)
動物介護ホーム施設責任者の試験を受験するためには、「動物介護士&動物介護ホーム講座」の修了者であることが必要です。
取得にかかる費用
「動物介護士&動物介護ホーム講座」の受講料と試験受験料は下記の通りです。
- 受講料
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- ハガキ申込:60,600円(税込)
- ネット申込:50,600円(税込)
- 受験料
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- 5,600円(税込)
動物介護ホーム施設責任者はどんな人におすすめの資格?
ペットの高齢化や認知症発症は、たくさんの飼い主にとって重要な問題になっています。高齢化を迎えたペットが安心して老後を過ごせるよう、動物介護ホームが適切なサポートをすることが求められています。
動物介護ホーム施設責任者は、動物介護ホーム施設の開設も目指せます。動物が好きで、飼い主とペットの生活を支えたい人は大きなやりがいを感じられるでしょう。
ただし、動物介護ホーム施設責任者の資格を取得したからといって、「第一種取扱業者」「動物介護ホーム施設責任者」の条件を満たすわけではないことに留意しましょう。
- 動物介護ホーム施設責任者の資格取得がおすすめな人
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- 動物が好きな人
- 動物介護ホーム施設の開設を目指す人
- 飼い主とペットの生活を支えたい人
- 体力がある人
どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)
動物介護ホーム施設責任者の資格を主催・運営しているのは、 一般財団法人 日本能力開発推進協会です。
試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。
まとめ:ペットの老後は信頼できる介護施設で…というニーズに!
ペットの高齢化と老後問題は、これからますますニーズが高まる分野です。ペットも飼い主も幸せに過ごす暮らしをサポートすることにやりがいを感じる人は、動物介護ホーム施設責任者の資格取得を検討してみてくださいね。
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