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GCDF-Japanの資格を取るとどんなメリットがある?

GCDF-Japan やりがい・夢を与える

コンサルタントの職業は信頼できる資格を取得することで、スキルアップやキャリアアップに役立つことがあります。この記事ではキャリアコンサルタント国家試験と一緒に取得を目指したい「GCDF-Japan」を紹介。トレーニングプログラムや学科試験・実技試験、資格申請に必要な実務経験などを解説します。

GCDF-Japanとは、どんな資格?

GCDF-Japanとは、米国CCE, Inc.(Center for Credentialing and Education,Inc.)の審査によって認定されたキャリアカウンセラーです。日本においては、キャリアカウンセリング協会が窓口として認定事業を運営しています。

資格取得のために実施されるGCDFプログラムは、米国発祥のトレーニングプログラムです。2016年からは、国家資格キャリアコンサルタント養成講習としても実施されており、キャリアコンサルタントとして働きたい人におすすめの資格といえます。

キャリアカウンセラーは専門的職業であり、職業倫理の確立と専門職としての十分なスキルが求められます。キャリアカウンセラーになると、下記のような仕事を行います。

  • 職業の選択
  • 職業生活設計
  • 職業能力の開発や向上に関する相談対応
  • キャリアに関するアドバイスや指導 など

学ぶ知識・技術

GCDF-Japanを取得するためには、米国CCE,Inc.による審査を受ける必要があります。審査に通過すると、GCDF-Japanキャリアカウンセラーとしての認定を受けられます。資格認定審査を申請するためには、3つの条件を満たす必要があります。

  1. GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニング プログラムを修了していること
  2. 学科・実技の試験に合格していること
  3. キャリア実務における必要経験年数に到達していること

GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニング

GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングは、通学コースとオンラインコースのいずれかを選択することができます。12日間のカリキュラムで、「2か月コース」「3か月コース」「5か月コース」から選べます。総学習時間は150時間(ホームワーク含む)です。

ロールプレイやグループワークなどのアクティビティを通して学習します。実技講義として、カウンセリング実技講義の科目も設けられており、資格取得後にクライアントへの関わり方を学べます。

カリキュラム
  • 個人のキャリアとキャリアカウンセラーの役割理解
  • カウンセリング実技①
  • カウンセリング実技②
  • キャリア発達の理論モデル
  • カウンセリング実技③
  • キャリアの意思決定と行動を支援する
  • カウンセリング実技④
  • 法規・倫理・人事管理の理解
  • カウンセリング実技⑤
  • カウンセリング実技⑥
  • クライアントの就業活動支援
  • ケースマネジメントとCDP

学科・実技の試験

GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングを修了後、CCA実力診断プログラム(ベーシック)に合格する必要があります。なお、GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングの全12回の講義のうち、10回以上を受講していなくてはいけません。

試験は学科試験と実技試験があります。

試験時間(学科試験)
100分間
出題形式
四肢択一50問(100点満点)
出題範囲(学科試験)
厚生労働大臣が定める「キャリアコンサルタント試験」の試験科目・キャリアコンサルタント能力要件に準拠して構成

実技試験は論述と面接です。

試験時間(実技試験)
  • 論述:50分間
  • 面接:約30分間
出題形式
  • 論述:記述式(50点満点)
  • 面接:ロールプレイ(100点満点)
出題範囲(学科試験)
厚生労働大臣が定める「キャリアコンサルタント試験」の試験科目・キャリアコンサルタント能力要件に準拠して構成

学科・論述・面接、全3種類の受験結果が「GCDF資格申請のための合格基準」に達した場合、GCDF-Japan資格申請に進むことができます。「GCDF資格申請のための合格基準」とは、学科試験の得点が70点以上であること、実技試験(論述)で30点以上の得点であること、実技(面接)で総合判定がb以上であることです。また、

キャリア実務における必要経験年数に到達していること

資格認定審査の申請にはキャリアに関する実務経験が必要です。

  • 教育機関・自治体、社内等でのキャリア相談業務
  • 教育機関等での講師/教諭(進路指導含む)
  • 他社への教育・研修関連業務(営業職含む)
  • 他社への教育・研修分野における講師/トレーナー/キャリア相談
  • 社内での教育・研修分野における講師/トレーナー/キャリア相談
  • 人材系エージェント[派遣・斡旋・再就職支援・求人広告など]でのジョブコーディネータ/アドバイザー/営業職等
  • 人材系エージェントでのコンサルティング職/企画等
  • 人事・労務関連業務
  • 社内におけるメンバー育成(管理職など)

日常業務以外でのボランティア、アルバイト等の場面でキャリア実務を経験した期間も、実務経験として数えることができます。ただし、学生時代のアルバイトやボランティアは原則対象外です。同時に複数の経験を持っている場合、主となる経験のみの年数で数え、年数が重複しないようにしてください。

必要なキャリア実務経験年数は、最終学歴により異なります。

大学院卒
のべ1年
大学卒
のべ2年
短大・専門学校卒
のべ3年
高校卒
のべ4年

GCDF-Japanで目指せる職業、就職先は?

GCDF-Japanを取得すると、人材サービス業界やコンサルタント協会での就職・転職に役立つでしょう。

GCDF-Japanを取得するとどんな悩みが解決できる?

GCDF-Japanを取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。

GCDF-Japanが解決できること
  • キャリアチェンジやキャリアプラン策定をサポートする
  • 職業能力開発の相談に応じ、働きがいややりがい獲得をサポートする
  • 働き方に関する課題の抽出・解決に貢献できる

GCDF-Japanの資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)

GCDF-Japanの資格認定審査を申請するためには、3つの条件を満たす必要があります。

  1. GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニング プログラムを修了していること
  2. 学科・実技の試験に合格していること
  3. キャリア実務における必要経験年数に到達していること

キャリアコンサルタント国家試験合格者

キャリアコンサルタント国家試験合格者は、GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格認定の申請ができます。

取得にかかる費用

GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングの受講料は、テキスト代を含む価格で396,000円(税込)です。なお、専門実践教育訓練給付の対象講座ですので、一定の要件を満たして申請した場合、修了後に受講料の最大70%が支給されます。

試験の受験料は、学科と実技で下記のように定められています。

3科目セット 学科・論述・面接(集合型またはオンライン型)
GCDF受講者 31,900円(税込)
実技(面接)(オンライン型)
GCDF受講者 22,000円(税込)

GCDF-Japanキャリアカウンセラーの資格取得については、資格認定登録料と3年ごとの更新料が必要です。

GCDF-Japan資格認定登録料
18,700円(税込)
資格更新審査料(3年ごと)
15,400円(税込)

GCDF-Japanはどんな人におすすめの資格?

キャリアコンサルタント養成講習「GCDF」を受講し始めてから資格取得までにかかる標準期間は約8か月~10か月です。また、GCDF受講者がキャリアコンサルタント国家試験を受験したとき、合格率は80%を超え、90%を超える高い合格率を記録する年もありました。これは一般的な受験者と比較すると、数十%高い合格率となります。

国家資格のキャリアコンサルタントとダブルライセンスを取得することで、コンサルタントとして幅広い専門知識を習得していることを証明できますので、ぜひ2種類の資格取得を目指してみてくださいね。

GCDF-Japanの資格取得がおすすめな人
  • キャリアプランのお悩み解決に貢献したい人
  • キャリアコンサルタントを目指す人
  • 人材派遣会社やコンサルタント会社で働く人
  • キャリアコンサルタント国家試験合格者

どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)

GCDF-Japanを主催・運営しているのは、特定非営利活動法人 キャリアカウンセリング協会です。試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。

▼ 特定非営利活動法人 キャリアカウンセリング協会

まとめ:国家資格のキャリアコンサルタントとダブルライセンス!

GCDF-Japanキャリアコンサルタントの資格は、トレーニング受講と試験合格を経た人が取得できる資格です。国家資格のキャリアコンサルタントとのダブルライセンスを目指すのがおすすめですよ。

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