デザイナーやイラストレーターなどクリエイティブ業界で働く人にとって、資格試験はスキルアップの良いきっかけになるはず。この記事では「イラストレータークリエイター能力認定試験」について、エキスパート、ベーシックそれぞれの試験概要などを解説します。
イラストレータークリエイター能力認定試験とは、どんな資格?
イラストレータークリエイター能力認定試験とは、Adobeのグラフィックツール「イラストレーター」の活用能力を身に付けた人が取得できる資格です。イラストレーターを使うことで、下記のクリエイティブな活動に役立ちます。
- DTPファイルの作成
- Webデザインパーツの作成
- コンテンツ制作 など
イラストレータークリエイター能力認定試験には、エキスパートとスタンダードの級数が設けられています。2023年3月までに10万人以上が受験しました。
学ぶ知識・技術
イラストレータークリエイター能力認定試験を取得するためには、試験に合格する必要があります。エキスパート級の試験は、実技試験に加えて知識試験も出題されます。
エキスパート
- 試験時間
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- 第1部:50分
- 第2部:90分
- 第1部
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- 【知識】Adobe イラストレーターおよびDTP、Webデザインに関する知識
- 【実技】Adobe イラストレーターの操作によるDTPファイル、及びWebデザインパーツの作成
- 第2部
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- 【実践】Adobe イラストレーターの操作による作品制作
- 合格基準
- 知識問題・実技問題の得点率65%以上で、かつ実践問題の得点率70%以上
スタンダード
- 試験時間
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- 第1部:40分
- 第2部:90分
- 第1部
-
- 【実技】Adobe イラストレーターの操作によるDTPファイル、及びWebデザインパーツの作成
- 第2部
-
- 【実践】Adobe イラストレーターの操作による作品制作
- 合格基準
- 実技問題の得点率65%以上で、かつ実践問題の得点率70%以上
イラストレータークリエイター能力認定試験で目指せる職業、就職先は?
イラストレータークリエイター能力認定試験を取得すると、webデザイナーやイラストレーターとしてスキルをアピールできます。Web業界やメディア業界、出版業界での就職・転職において能力を客観的に証明できます。
イラストレータークリエイター能力認定試験を取得するとどんな悩みが解決できる?
イラストレータークリエイター能力認定試験を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。
- イラストレータークリエイター能力認定試験が解決できること
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- 画像データの作成スキルを磨くことができる
- ビジュアル的な表現の幅が広がる
- イラストレーターの知識に加え、操作スキルが向上する
イラストレータークリエイター能力認定試験の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)
イラストレータークリエイター能力認定試験の受験資格に制限はありません。
取得にかかる費用
イラストレータークリエイター能力認定試験の受験費用は下記の通りです。
- スタンダード
- 7,800円
- エキスパート
- 8,800円
イラストレータークリエイター能力認定試験の日程
イラストレータークリエイター能力認定試験は、認定会場で受験する随時試験、サーティファイが直接運営する公開試験があります。公開試験は年2回実施されます。随時試験は会場ごとに受験可能な日程が異なります。
イラストレータークリエイター能力認定試験はどんな人におすすめの資格?
イラストレータークリエイター能力認定試験の合格率は約70%です。これからWebデザイナーやイラストレーターを目指す人がチャレンジするのにぴったりの資格といえるでしょう。
近年の広告や雑誌などでは、イラストレーターを使ったコンテンツがたくさん制作されています。データを納品して印刷工場に送るときもイラストレーターでデータ化することが多いでしょう。メディア業界やコンテンツのクリエイターを目指す人ならば、イラストレーターのスキルを磨いていくのがおすすめです。
- イラストレータークリエイター能力認定試験の資格取得がおすすめな人
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- Webデザイナーを目指す人
- イラストレーターを目指す人
- クリエイター向けのスキルを磨きたい人
どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)
イラストレータークリエイター能力認定試験を主催・運営しているのは、サーティファイです。試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。
まとめ:イラストレーターのスキルアップで仕事の幅を広げよう
クリエイティブ業界ではスキルアップや研究が欠かせません。イラストレータークリエイター試験受験を通して、表現や仕事の幅を広げていきましょう。
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