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Accessビジネスデータベース技能認定試験の資格を取るとどんなメリットがある?

Accessビジネスデータベース技能認定試験 IT・PC、事務系

ExcelやWordは操作できるけどAccessのことはよくわからない、という人にぜひ知っておいて欲しいのがAccessを使いこなすメリットです。この記事では「Accessビジネスデータベース技能認定試験」について試験概要を解説します。

Accessビジネスデータベース技能認定試験とは、どんな資格?

Accessビジネスデータベース技能認定試験とは、Microsoft Accessを用いたデータベースシステム構築技能と、データベースに関するビジネス実務能力を認定する民間資格です。マイクロソフトオフィスの中でも、Accessはデータベースに関する処理を行うソフトウェアとして、さまざまな業界・職種で活用されています。

試験は1級・2級・3級のレベル分けがされています。難易度が最も高いのは1級で、主に社会人が対象目安です。2級・3級は社会人、専門学校生、大学生、短期大学生が主な対象の目安です。

1級
Microsoft Accessを用いて、ビジネス社会における高度なデータベース処理を行うことができる。同時にパソコン、データベース、ビジネス帳票に関する高度な実践的技能を駆使して業務処理を効率化することができる
2級
Microsoft Accessを用いて、ビジネス社会における通常のデータベース処理を行うことができる。同時にパソコンとデータベースに関する実践的な技能を有している
3級
Microsoft Accessを用いて、ビジネス社会における簡単なデータベースを作成することができる。同時にパソコンとデータベースに関する基礎的な技能を有している

学ぶ知識・技術

Accessビジネスデータベース技能認定試験を取得するためには、試験に合格する必要があります。

1級

1級は知識試験と実技試験が実施されます。

知識試験の内容は下記のように定められています。

内容
データベース、およびMicrosoft Accessに関する知識
形式
試験実施プログラムによる選択問題
題数
設問15問
時間
15分

実技試験の内容は下記のように定められています。

内容
Microsoft Accessの操作によるaccdbファイルの作成、更新
形式
問題文は、パソコン上に表示。テーマ・指示に従いハードディスクやUSBメモリ等に解答を保存し、提出する
題数
データベースファイルの構築 1題
時間
120分

合格基準は、知識問題・実技問題の合計得点において得点率70%以上です。

2級

2級は知識試験と実技試験が実施されます。

知識試験の内容は下記のように定められています。

内容
データベース、およびMicrosoft Accessに関する知識
形式
試験実施プログラムによる選択問題
題数
設問15問
時間
15分

実技試験の内容は下記のように定められています。

内容
Microsoft Accessの操作によるaccdbファイルの作成、更新
形式
問題文は、パソコン上に表示。テーマ・指示に従いハードディスクやUSBメモリ等に解答を保存し、提出する
題数
データベースファイルの構築 1題
時間
90分

合格基準は、知識問題・実技問題の合計得点において得点率70%以上です。

3級

3級には知識試験はありません。実技試験のみ実施されます。

内容
Microsoft Accessの操作によるaccdbファイルの作成、更新
形式
問題文は、パソコン上に表示。テーマ・指示に従いハードディスクやUSBメモリ等に解答を保存し、提出する
題数
データベースファイルの構築 1題
時間
90分

合格基準は、実技問題の得点において得点率70%以上です。

Accessビジネスデータベース技能認定試験で目指せる職業、就職先は?

Accessビジネスデータベース技能認定試験を取得すると、データベース処理を行う事務職やエンジニアへの就職・転職で自己アピールにつながるでしょう。ただし、就職・転職で活用するためには、2級以上の取得を目指すのがおすすめです。

Accessビジネスデータベース技能認定試験を取得するとどんな悩みが解決できる?

Accessビジネスデータベース技能認定試験を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。

Accessビジネスデータベース技能認定試験が解決できること
  • Accessを活用し、業務効率を向上できる
  • 膨大な情報をデータ管理し、適切に活用しやすくする
  • データをより正確・厳密に管理できる

Accessビジネスデータベース技能認定試験の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)

Accessビジネスデータベース技能認定試験の受験資格に制限はありません。

取得にかかる費用

Accessビジネスデータベース技能認定試験の受験料は、各級で下記のように定められています。

  • 1級:8,100円
  • 2級:7,000円
  • 3級:5,900円

Accessビジネスデータベース技能認定試験はどんな人におすすめの資格?

社会人に求められる基本的なPCスキルといえば、Word、Excel、PowerPointがまず挙がりますが、データベース管理ソフトであるAccessを使いこなせる人材は比較的少なめです。Accessは事務職やデータベースエンジニアなど、さまざまな職業で活用できるソフトウェアです。

Accessを活用することで、顧客名簿や商品データなどの膨大なデータを効率的かつ正確に管理できます。これからの時代は情報化がますます進むことが予想され、Accessを使って情報を適切に管理できる人材も重宝されるでしょう。

Accessビジネスデータベース技能認定試験の合格率は、84.25%(2022年度平均合格率)です。易しめの試験といえますので、テキストや問題集で勉強をして試験に臨みましょう。

Accessビジネスデータベース技能認定試験の資格取得がおすすめな人
  • データベース処理を行う事務職の人
  • エンジニア
  • MOSなど他のPCスキル資格を取得している人
  • 専門・大学・短期大学生

どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)

Accessビジネスデータベース技能認定試験を主催・運営しているのは、サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会です。試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。

▼ サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会

まとめ:Accessのスキルは就職・転職でも自己アピールになる!

パソコンスキルの中でもAccessを使いこなせる人は、就職先の選択肢が広がることがあります。業務でもデータベースを活用し、仕事の質を上げることができるでしょう。

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