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証券アナリスト(CMA)の資格を取るとどんなメリットがある?

証券アナリスト(CMA) やりがい・夢を与える

⾦融・投資の業界でスキルアップを目指す人は「証券アナリスト(CMA)」の資格取得もおすすめ。この記事では証券アナリスト(CMA)の資格取得までの流れ、受験資格、どんな業界の人が受験しているか、試験の合格率などを紹介します。

証券アナリスト(CMA)とは、どんな資格?

CMAとは、「Certified Member Analyst of the Securities Analysts Association of Japan」の略称です。CMA教育講座を受講し、試験に合格し、一定の要件を満たすことで、⾦融・投資のプロフェッショナルであることを証明できます。

証券アナリストの資格取得を通して、下記のような専門的な知識や分析技術を体系的に学習できます。

  • 投資価値の分析・評価
  • 企業財務の知識
  • 経済、資本市場や⾦融商品の仕組み
  • ファイナンス理論 など

証券アナリストの有資格者は、下記のような業務で専門性を活かすことができます。

  • 経済の分析
  • 株式や債券による資産運用
  • 財務戦略や事業戦略
  • M&Aなどの投資戦略の策定 など

学ぶ知識・技術

証券アナリスト(CMA)を取得するためには、講座の受講と試験の合格が必要です。資格取得までの流れは下記のようになります。

  1. 第1次レベル講座受講(全学習分野一括受講)
  2. 第1次試験受験
  3. 合格
  4. 第2次レベル講座受講(全学習分野一括受講)
  5. 第2次試験受験
  6. 合格

講座のカリキュラム体系は、第1次と第2次で共通しています。試験は、証券分析業務に必要な基本的な知識および分析力を問う内容です。原則として講座テキストから出題されます。

  • Ⅰ①証券分析とポートフォリオ・マネジメント(170点)
  • Ⅱ②財務分析、③コーポレート・ファイナンス(100点)
  • Ⅲ④市場と経済の分析、⑤数量分析と確率・統計、⑥職業倫理・行為基準(90点)

合格基準の得点は、⼀定割合の上位得点者の平均得点を基準として決められます。ただし、第1次試験の科目Ⅲおよび第2次試験での午前・午後の総得点が合格最低点に達した場合でも、「職業倫理・行為基準」の得点が一定水準に達しない場合は不合格となります。

証券アナリスト(CMA)で目指せる職業、就職先は?

証券アナリスト(CMA)を取得すると、証券アナリストや経営企画、コンサルタントへの就職・転職で自己アピールにつながるでしょう。

証券アナリスト(CMA)を取得するとどんな悩みが解決できる?

証券アナリスト(CMA)を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。

証券アナリスト(CMA)が解決できること
  • 専門知識を活かして、事業の戦略を立てることができる
  • 投資運用を適切に進めることができる
  • 経営・投資の面から企業をサポートし、成長させる

証券アナリスト(CMA)の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)

証券アナリスト(CMA)の受験資格は、講座を受講していることが必須です。試験は受講年度の翌年から受験できます。

受験可能期間
受講年度の翌年から受講可能最終年までの期間(原則として3年間)
  • 受講年度の試験は受験不可
  • 受験可能期間内に合格しない場合、再受講が必要
  • 3科目のすべてに合格した場合、合格年度の第2次レベル講座を受講可能

試験は同じ日に科目別に実施されますので、科目別に受験申込みできます。ひとつの科目のみの受験でも、全科目の受験でも可能です。

取得にかかる費用

証券アナリスト(CMA)試験の受験費用は、科目ごとに下記のように定められています。

①証券分析とポートフォリオ・マネジメント
6,400円
②財務分析、③コーポレート・ファイナンス
3,300円
④市場と経済の分析、⑤数量分析と確率・統計、⑥職業倫理・行為基準
3,300円

証券アナリスト(CMA)試験の日程

証券アナリスト(CMA)試験は、春(4月下旬)と秋(9月下旬または10月上旬)に実施されます。試験会場は国内と海外に設けられます。国内は、札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、福岡の9都市です。海外はニューヨーク、ロンドン、香港の3都市です。

証券アナリスト(CMA)はどんな人におすすめの資格?

証券アナリスト(CMA)は、高度な専門知識を有する⾦融・投資のプロフェッショナルです。企業が経営活動を展開するためには、自社の経営状態の健全化と良好な財務状況の維持が必要です。証券アナリスト(CMA)が知識とスキルを活かし、有効な戦略や的確な分析を行うことで、企業の経営活動をサポートできます。

証券アナリスト(CMA)の1次レベル試験の合格率は45~55%、2次レベル試験の合格率は45~55%が目安です。講座を受講し、しっかりと試験対策することで合格が近づくでしょう。

合格者の内訳としては、証券会社、銀行、投資関連会社、生命保険、信託銀行などで働く人が多い傾向があります。試験受験には実務経験が必要ですので、ご自身のスキルアップのために資格取得を目指すのがおすすめです。

証券アナリスト(CMA)の資格取得がおすすめな人
  • アナリストやコンサルタント
  • 経営戦略や事業戦略に携わる人
  • スキルアップを目指す公認会計士
  • 資格取得のためにコツコツと勉強を進められる人

どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)

証券アナリスト(CMA)を主催・運営しているのは、公益社団法人 日本証券アナリスト協会です。
試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。

▼ 公益社団法人 日本証券アナリスト協会

まとめ:⾦融・投資のプロフェッショナルとしてのスキルアップに!

証券アナリストは日々、膨大な情報と高度な専門知識を取り扱うプロフェッショナル。さらなるスキルアップを図りたい人は、証券アナリスト(CMA)の取得がおすすめですよ。

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