お酒の中でもビールが好き、飲食店や酒類を扱う会社で働いているという人は、日本ビール検定の取得がおすすめです。この記事では日本ビール検定の1級から3級までの出題範囲、受験料、資格取得のメリットなどを解説します。
日本ビール検定とは、どんな資格?
日本ビール検定(びあけん)は、ビールに関する知識についての検定試験です。日本のみならず世界のビールを対象とし、歴史や製法、原料、種類などビールの基礎について出題されます。さらにビールをおいしく飲むための方法やうんちくなどの分野から問題が出題されるのも特徴です。
学ぶ知識・技術
日本ビール検定を取得するためには、試験に合格する必要があります。日本ビール検定は、1級から3級までのレベルが設定されています。
- 3級(試験時間60分、選択式(全100問100点満点))
- ビール初心者向けのレベル。出題範囲は、ビールの原料や基本的な製法・スタイル、ビールの歴史、ビールの味わいなど。公式テキストからの出題が中心。合格点は60点以上
- 2級(選択式(全100問100点満点))
- ビール通になりたい人向けの中級レベル。酒類を扱う仕事をしている人やビール愛好家向け。出題範囲は、主要な輸入ビール・国内のクラフトビールの話題など。公式テキストからの出題が中心。合格点は70点以上
- 1級(試験時間60分、記述・論述(全61問100点満点))
- ビールに関する広範囲な知識をもち、自らビール文化を発信できる愛好者向けの上級レベル。主に公式テキストから出題されるが、ビールに関するうんちくや時事情報など、幅広い範囲から出題。合格点は80点以上
日本ビール検定では、公式基礎問題集と公式過去問題集が発売されています。試験対策として、問題集を活用すると安心でしょう。
日本ビール検定の満点賞の特典は?
日本ビール検定では、「満点賞」が設けられています。受験する級を問わず、「100点満点」を獲得できた場合、びあけん選定のビール1年分が進呈されます。対象者が複数いる場合は、対象者で山分けというかたちが取られます。
日本ビール検定で目指せる職業、就職先は?
日本ビール検定が就職に直接的に役立つとは限りませんが、酒類を扱っている小売店や卸売会社、飲食店などへの就職活動において、自己アピールにつながるでしょう。
日本ビール検定を取得するとどんな悩みが解決できる?
日本ビール検定を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。
- 日本ビール検定が解決できること
-
- ビールの奥深さをより深く堪能できる
- ビールに関する知識や味わい方のコツを社会に広めることができる
日本ビール検定の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)
日本ビール検定の受験資格は、満20歳以上であることです。そのほか、国籍や学歴などの制限はありません。
取得にかかる費用
日本ビール検定の試験の受験費用は各級ごとに異なります。
- 3級:4,500円
- 2級:5,500円
- 3級・2級併願:9,000円
- 1級:7,500円
日本ビール検定試験の日程
日本ビール検定は例年秋に開催されます。試験形式はCBT方式です。
日本ビール検定はどんな人におすすめの資格?
日本ビール検定は、ビールが好きな人におすすめの資格です。資格取得を通して、ビールの歴史やビールの味わい方をより深く知ることができるでしょう。ビールを飲み始めたばかりの人、ビール愛好家など、ビールへの関心などの度合に応じて受験する級を選ぶと安心です。
ビールなど酒類を扱う仕事に携わる人も、資格取得で得た知識が日々の仕事に役立つことがあります。
- 日本ビール検定の資格取得がおすすめな人
-
- ビールが好きな人
- 飲食業界で働く人
- 食品メーカーや商社で働く人
どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)
日本ビール検定の資格は、一般社団法人 日本ビール文化研究会が主催しています。試験の詳細や申込については下記URLから確認してください。
まとめ:日本ビール検定取得を目指しながら、ビール愛を楽しく深めよう
日本ビール検定は、趣味としてビールが好きな人はもちろん、仕事でお酒に携わる人にもおすすめ。ビール初心者はまずは3級からチャレンジしてみてはいかがでしょう。
コメント