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Excel表計算処理技能認定試験の資格を取るとどんなメリットがある?

エクセル(Excel)表計算処理技能認定 IT・PC、事務系

仕事でExcelを使う人は「Excel表計算処理技能認定試験」でスキルアップを図るのもおすすめ。この記事ではExcel表計算処理技能認定試験の1級、2級、3級のレベル目安、資格取得のメリット、受験資格や受験費用を解説します。

Excel表計算処理技能認定試験とは、どんな資格?

Excel表計算技能検定とは、Microsoft Excelを用いた表計算処理技能とビジネス実務への展開能力を測定し、認定する試験です。試験では、1級、2級、3級のレベル分けが設けられています。

1級
対象目安:社会人、専門学校生・大学生・短期大学生
Microsoft Excelを用いてビジネス社会における高度な表計算処理を行うことができる。
同時に、パソコン、表計算、ビジネス図表、ビジネス帳票、データベースに関する高度な実践的技能を駆使して業務処理を効率化することができる。
2級
対象目安:社会人、専門学校生・大学生・短期大学生、高校生
Microsoft Excelを用いてビジネス社会における通常の表計算処理を行うことができる。
同時に、パソコン、表計算、ビジネス図表に関する実践的な技能を有している。
3級
対象目安:社会人、専門学校生・大学生・短期大学生、高校生、中学生
Microsoft Excelを用いてビジネス社会における簡単なワークシートの作成とデータの入力を行うことができる。同時に、パソコン、表計算、ビジネス図表に関する基礎的な技能を有している。

学ぶ知識・技術

Excel表計算処理技能認定試験を取得するためには、試験に合格する必要があります。試験はExcelを使用して成果物を作成し、その内容が採点されます。1級・2級は、知識問題と実技問題があります。

1級

知識試験では、表計算処理およびExcelに関する知識が問われます。問題数は15問です。実技試験では、Excelの操作によるxlsxファイル、xlsmファイルの作成と編集について出題されます。

知識試験
試験時間:15分
実技試験
試験時間:90分
合格基準
知識問題・実技問題の合計得点において得点率70%以上

2級

知識試験では、表計算処理およびExcelに関する知識が問われます。問題数は15問です。実技試験では、Excelの操作によるxlsxファイル、xlsmファイルの作成と編集について出題されます。

知識試験
試験時間:15分
実技試験
試験時間:90分
合格基準
知識問題・実技問題の合計得点において得点率70%以上

3級

3級は実技試験のみが実施されます。実技試験では、Excelの操作によるxlsxファイル、xlsmファイルの作成と編集について出題されます。

知識試験
なし
実技試験
試験時間:90分
合格基準
実技問題の得点において得点率70%以上

Excel表計算処理技能認定試験で目指せる職業、就職先は?

Excel表計算処理技能認定試験を取得すると、就職や転職でExcelの操作スキルやデータをExcelにまとめる力があることをアピールできます。

Excel表計算処理技能認定試験を取得するとどんな悩みが解決できる?

Excel表計算処理技能認定試験を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。

Excel表計算処理技能認定試験が解決できること
  • Excelを活用したデータ収集・分析をすることができる
  • 効率的に数字をまとめたり、分析をすることができる
  • データの他の人と共有しやすいかたちにまとめられる

Excel表計算処理技能認定試験の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)

Excel表計算処理技能認定試験の受験資格に制限はありません。

取得にかかる費用

Excel表計算処理技能認定試験の受験料は、各級で下記のように定められています。

  • 1級:8,100円
  • 2級:7,000円
  • 3級:5,900円

Excel表計算処理技能認定試験はどんな人におすすめの資格?

Excelはあらゆる業界、職種で使われることの多いソフトウェアです。Excelは数字の計算やデータのまとめ、分析などで特に活用されることが多いほか、文書作成でも使われています。つまりExcelをマスターできていると、さまざまな用途で効率的に仕事を進めることができます。

Excel表計算処理技能認定試験は、これまでに約80万人の累計受験者がいる試験です(2023年3月31日)。試験の合格率は 約80%ですので、Excelに関する勉強と実戦的な操作の練習や経験があれば合格は難しくありません。

また、Excel表計算処理技能認定試験は厚生労働省の教育訓練給付制度の対象となっている資格ですので、気になる人は地域のハローワークに確認してください。

Excel表計算処理技能認定試験の資格取得がおすすめな人
  • Excelに関する知識やスキルを習得したい学生
  • 事務職として働く人
  • データ収集やデータ分析の業務に携わる人
  • MOSとのダブルライセンスを目指す人

どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)

Excel表計算処理技能認定試験を主催・運営しているのは、サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会です。試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。

▼ サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会

まとめ:Excelのスキルを上げて仕事の効率を上げよう

Excel表計算処理技能認定試験は、さまざまな業界・職種で働く人の役に立つ資格です。学生もチャレンジできる資格ですので、ビジネススキルの基礎固めとして勉強しておくのもおすすめですよ。

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