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プレゼンテーション作成検定の資格を取るとどんなメリットがある?

プレゼンテーション作成検定のメリット IT・PC、事務系

パソコンスキル向上に役立つ資格に、「プレゼンテーション作成検定」があります。学生の課題や研究資料の発表、仕事の資料作成など、プレゼンテーション作成スキルが求められるシーンは多いものですよね。

この記事では、プレゼンテーション作成検定の概要や試験の出題基準、受験費用などを紹介します。

プレゼンテーション作成検定とは、どんな資格?

プレゼンテーション作成検定とは、パソコンを使ったプレゼンテーション資料作成能力を客観的に測定する検定試験です。プレゼンテーション作成検定は、文部科学省後援の後援を受けており、さまざまな大学・短期大学・専門学校・専門学校・高等学校・中学校・特別支援学校・各種教室などの教育機関で実施されています。企業でも本検定を取り入れていることがあります。

プレゼンテーション作成検定は、レベルに応じて1級から4級に分かれています。1級が最も難易度の高いレベルです。

学ぶ知識・技術

プレゼンテーション作成検定を取得するためには、試験に合格する必要があります。各級のレベルと出題基準、試験時間は下記の通りです。

4級

基本的な機能を使用して、プレゼンテーション資料を作成することができるレベルです。試験時間は20分です。

  • 文字・記号の入力
  • フォントの変更(明朝、ゴシックなど)
  • フォントサイズの変更(ポイントの変更)
  • 文字書体(太字、斜体、下線、文字色など)
  • 箇条書き記号
  • 文字の配置
  • 図形描画(四角形、角丸四角形、楕円、八角形、ひし形)
  • 図形の配置
  • 図形の加工(文字入力、塗りつぶし)
  • アニメーションの挿入(スライドイン、ディゾルブ、ピーク、ボックス)
  • プレゼンテーションファイルの保存

3級

画像・表などを使用して、聞き手の理解を促すプレゼンテーション資料を作成できるレベルです。試験時間は30分です。

  • 4級基準を含む
  • 複数スライドの共通設定(スライド番号・背景の設定など)
  • 画像の挿入(貼り付け)
  • 画像の配置
  • 図形描画(吹き出し、ブロック矢印など)
  • 表の挿入と配置
  • 表の加工(線種など)
  • アニメーションの挿入(ストリップ、ワイプ、ランダムストライプなど)

2級

図形・表の加工などのデザインに重点を置き、グラフ・アニメーションなどの視覚効果を多用した資料を作成できるレベル。試験時間は30分です。

  • 3級基準を含む
  • 図形の加工(立体、影付きなど)
  • 表の加工(セル結合、塗りつぶしなど)
  • グラフの作成
  • 画面切り替えの設定
  • アニメーションの応用

1級

高度な機能を使用するとともに、画像・図形などを自由に配置し、プレゼンテーションのストーリー展開を意識した資料を作成できるレベルです。試験時間は30分です。

  • 2級基準を含む
  • 特殊文字
  • テキストファイル(CSV形式)を使用したグラフの作成
  • リンクの挿入(スライド間、外部リンク)
  • スライドの並べ替え
  • その他応用

合格基準

減点方式で採点され、100点満点のうち80点以上で合格。

プレゼンテーション作成検定で目指せる職業、就職先は?

プレゼンテーション作成検定を取得したからといって、直接的に就職や転職に役立つというわけではありません。就職や転職の場合、MOS(マイクロオフィススペシャリスト)がパソコンスキルのアピールとして役立つことが多いです。

プレゼンテーション作成検定を取得するとどんな悩みが解決できる?

プレゼンテーション作成検定を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。

プレゼンテーション作成検定が解決できること
  • 学校の課題や研究発表のプレゼン資料を作るスキルが上がる
  • ビジネスのプレゼン資料を効果的に仕上げることができる

プレゼンテーション作成検定の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)

プレゼンテーション作成検定の受験資格に制限はありません。また、希望する級から受験可能です。

取得にかかる費用

プレゼンテーション作成検定の受験費用は、下記の通りに定められています。

  • 4級:1,500円
  • 3級:2,000円
  • 2級:2,500円
  • 1級:3,000円

プレゼンテーション作成検定試験の日程

プレゼンテーション作成検定の試験日程は、年に4回実施されます。

プレゼンテーション作成検定はどんな人におすすめの資格?

プレゼンテーション作成検定は、プレゼンスキルを上げたい人向けの資格ですが、特に学生におすすめです。高いプレゼンスキルを持っていると、課題や研究資料の作成において見やすく整理整頓された資料を作成できるでしょう。

就活中の学生や社会人の場合、「MOS(マイクロオフィススペシャリスト)」を取得すると実務的なパソコンスキルを習得できます。

プレゼンテーション作成検定の資格取得がおすすめな人
  • 課題や研究資料の作成が必要な学生
  • プレゼン作成のためのスキルアップをしたい人

どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)

プレゼンテーション作成検定は、日本情報処理検定協会が管理しています。試験の詳細や申込については下記HPから確認してください。

▼ 日本情報処理検定協会

まとめ:プレゼンスキルをアップさせたい学生におすすめ

プレゼンテーション作成検定は、プレゼンスキルをアップさせたい人におすすめですが、特に学生が取得するとメリットが大きい資格です。課題や研究資料に画像データやアニメーションを入れたり、見やすく整理整頓させることができるでしょう。

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