お風呂の中でも銭湯に目がない人、銭湯文化に関心がある人は少なくありません。「銭湯検定」を受験して、さらに知識を磨くのもおすすめです。この記事では銭湯検定について、試験の出題内容や資格取得のメリット、受験料などを解説します。
銭湯検定とは、どんな資格?
銭湯検定とは、一般社団法人 日本銭湯文化協会が認定する銭湯に関する民間資格です。2019年までに延べ4200名以上が受験しました。
日本の銭湯文化や入浴医学に関する知識の習得を目指せる検定です。試験では、下記のテキストから問題が出題されます。
- 『銭湯検定公式テキスト1 改訂版』
- 歴史や建築などの風呂文化を紹介
- 『銭湯検定公式テキスト2』
- 銭湯医学を解説
上記2冊はオンデマンド出版のため、一般の書店では購入できません。アマゾン・楽天ブックス・三省堂書店(楽天市場店)で購入可能です。あるいは三省堂書店では、実店舗にてオンデマンド印刷で販売されています。
学ぶ知識・技術
銭湯検定を取得するためには、試験に合格する必要があります。試験は2級、3級、4級の3つの級数があり、2級が最も難易度の高い級数です。
2級
銭湯検定2級は、主に『銭湯検定公式テキスト1改訂版』『銭湯検定公式テキスト2』から出題されます。65点以上の得点で合格です。
3級
銭湯検定2級は、主に『銭湯検定公式テキスト1改訂版』『銭湯検定公式テキスト2』から出題されます。60点以上の得点で合格です。
4級
銭湯検定4級検定は、主に『銭湯検定公式テキスト1 改訂版』と『銭湯検定公式テキスト2』から出題されます。
銭湯検定で目指せる職業、就職先は?
銭湯検定を取得したことが直接的に就職や転職に役立つとはいえませんが、銭湯やスパ、観光・旅行業界、まちづくりなどの分野で知識を活かせるでしょう。
銭湯検定を取得するとどんな悩みが解決できる?
銭湯検定を取得すると、下記の悩みや課題の解決に貢献できます。
- 銭湯検定が解決できること
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- 日本に根付く銭湯文化への理解が深まる
- 銭湯を通して、まちの魅力に気づく
- 銭湯を活用した健康増進の知識が身に付く
銭湯検定の資格を取れる人はどんな人?(取得条件・受験資格)
銭湯検定の受験資格は、下記のように定められています。
- 銭湯検定の受験資格
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- 2級:3級合格者
- 3級:4級試験の合格者、もしくは銭湯お遍路の26浴場以上の達成者
- 4級:公式HPを確認してください
取得にかかる費用
銭湯検定の検定受験料は下記の通りに定められています。
- 銭湯検定の受験料
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- 2級:4,500円(税込)
- 3級:4,000円(税込)
- 4級:公式HPを確認してください
銭湯検定の日程
銭湯検定2級と3級はオンライン試験です。第17回威光の4級試験は2025年4月から開始予定です。
銭湯検定はどんな人におすすめの資格?
銭湯検定は、銭湯やお風呂が好きな人におすすめの資格です。銭湯を利用する人は減少傾向にありましたが、近年は若者世代からも注目が集まり、まちづくりの観点からも銭湯への理解が進んでいます。銭湯検定を通して趣味の充実、日本文化の浸透、まちづくりなど幅広いやりがいや生きがいを見つける人もいるでしょう。
- 銭湯検定の資格取得がおすすめな人
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- 銭湯・お風呂が好きな人
- 日本文化に関心がある人
- 健康増進に関心がある人
どこが管理している資格なの?(問い合わせ先・管理団体)
銭湯検定を主催・運営しているのは、一般社団法人 日本銭湯文化協会です。
試験の詳細や申込については、下記URLから確認してください。
まとめ:日本のユニークな銭湯文化を学んでみよう♪
「銭湯検定」は、4級から受験して3級、2級へとレベルアップするのも楽しみのひとつ。テキストで勉強を進めるのはもちろん、実際に銭湯に入りながら銭湯を味わってくださいね。
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